小児矯正中に注意すること・親が気を付けること|名古屋市千種区の矯正歯科|茶屋が坂矯正歯科

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小児矯正中に注意すること・親が気を付けること


小児矯正治療は、子どもの健康な歯並びを整え、将来の口腔トラブルを予防するための大切なステップです。


ただし、治療中は注意すべきことがたくさんあります。親御さんがサポートすることで、治療がスムーズに進み、より良い結果を得られます。


ここでは、矯正治療中に気を付けるポイントをわかりやすく解説します。


■食事の注意点


矯正装置は硬いものや粘着性のある食べ物によって壊れやすいので、以下のことに気を付けましょう。


◎避けたほうが良い食べ物

キャラメルやガム、ナッツ、硬いキャンディー、氷などは控えましょう。これらは装置を壊す原因になります。


◎おすすめの食べ物

柔らかくて噛みやすい食べ物が安心です。例えば、スープや煮込み料理、小さく切った果物などが良いでしょう。

さらに、歯や骨を強くするカルシウムやビタミンDを含む食材(牛乳やチーズ、魚、ほうれん草など)を積極的に取り入れると効果的です。


■ 歯磨きの徹底


矯正装置をつけると、どうしても歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。そのため、むし歯や歯ぐきの炎症を防ぐためのケアが重要です。


◎丁寧にブラッシングする

装置の周りや、歯の隙間を意識してしっかり磨きましょう。歯科医院で正しい歯磨きの方法を教わるのもおすすめです。


◎親が仕上げ磨きをする

小さなお子様の場合、親御さんが最後に確認し、磨き残しがないように仕上げ磨きをすることが効果的です。


■装置の扱い方


矯正装置は壊れやすいので、取り扱いには注意が必要です。


◎装置を壊さない工夫

硬い食べ物を避けるだけでなく、口で装置をいじらないようにお子様に伝えましょう。


◎取り外し式装置の場合

取り外し可能なマウスピースやリテーナーは、毎日清潔に保つようにしましょう。洗浄液や歯ブラシで優しく洗うと良いでしょう。

万が一、装置が壊れたり歯ぐきに痛みが出た場合は、すぐに歯科医院に相談してください。


■定期的に通院する


矯正治療の成功には、定期的な通院が欠かせません。


◎通院スケジュールを守る

装置の調整や口腔内のチェックを行うため、定期的に通院することが大切です。

通院の頻度は歯並びの状態によりますので、歯科医師の指示に従いましょう。


◎早めの相談が大切

装置が緩んだり、治療に違和感があったりする場合は、次回の予約を待たずに相談するのが良いでしょう。


■子どものやる気を保つ工夫


矯正治療は長期間にわたるため、子どものモチベーションを維持することが成功の鍵です。


◎ポジティブな言葉をかける

「きれいな歯並びになると笑顔がもっと素敵になるね」「毎日(装置の装着)頑張ってるね!えらいね!」など、前向きな言葉で励ましましょう。


◎治療の進捗を共有する

治療前と現在の写真を見比べると、子どもも変化を実感でき、やる気につながります。


■日常生活の見直し


日頃の習慣が矯正治療に影響を与えることがあります。


◎悪い癖を改善する

指しゃぶりや爪噛み、舌を押し出す癖がある場合、これらを直すことで矯正の効果を高めることができます。


◎口呼吸を鼻呼吸に改善

口呼吸は歯並びや健康に影響を与えるため、鼻呼吸を習慣づけるよう工夫しましょう。


■親ができるサポート


親御さんのサポートが、子どもの矯正治療を成功に導きます。


◎治療の目的を理解する

矯正治療がなぜ必要なのかをしっかり理解し、お子様に寄り添いながら治療に取り組む姿勢を持ちましょう。


◎生活リズムを整える

装置の装着時間を守ることや、食事、歯磨きの習慣をしっかりサポートしてあげてください。


【小児矯正治療は、親子で協力しながら進めましょう】


親が積極的にサポートすることで、お子様も安心して治療に取り組むことができます。日々の小さなケアの積み重ねが、大きな成果につながることを忘れず、楽しく治療を進めていきましょう。


茶屋が坂矯正歯科
歯科医師


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